本プロジェクトの概要

 本プロジェクトは一般社団法人北陸地域づくり協会の「北陸地域の活性化」に関する研究助成のもと、北陸の観光地域マネジメントを研究している北陸先端科学技術大学院大学の敷田研究室と白山の北部エリアの登山道整備を担ってきた株式会社オフィス・イヌイが共同で実施する、『自然資源の保全と利用のサイクル』構築をテーマにした実験事業(令和2年度~令和3年度)です。

 実験の背景には白山国立公園における北部エリアの過少利用(アンダーユース)が登山道の維持に影を落としていることが挙げられます。登山者で賑わう南部エリアの過剰利用(オーバーユース)に対する対策と異なり、利用されないことで登山道の荒廃が進みかねない状態が続く北部エリアは、社会資本の維持・持続可能性の観点から抜き差しならない状況に陥っているのです。

 そこでこうした過少利用に悩む自然公園の魅力を保全し伝え続けるためにも任意の協力金や行政からの補助に頼るのではなく、「体験経済(登山道を登山者のために維持管理しているのではなく、旅行「客」のために積極的に利便性を図り体験を演出し、経済価値につなげる)」の概念の導入により、持続可能な登山道維持管理にむけたマネーフローの構築を目指すことになりました。

 本ホームページはその実験事業を広く公表する目的で北陸先端科学技術大学院大学敷田研究室により運営されています。


白山国立公園の北部エリアとは

 本プロジェクトが対象としている白山国立公園の北部エリアとは、白山白川郷ホワイトロードの南に位置する登山道(加賀禅定道、楽々新道、岩間道、中宮道など)を中心とした深山幽谷の自然エリアを指します。

 毎年多くの登山者で賑わう白山国立公園の南部エリア(市ノ瀬ビジターセンターを基点とする登山道)と比較し、北部エリアは歩行時間の長いロングルートが多く、また公共交通機関の少ないことから利用者の少ないエリアとなっています。


白山国立公園の北部エリアの主な見どころ


プロジェクトにおける実験事業について

登山口送迎サービスについて

プレス向けモニターツアーについて

支払意思価格調査について